ソウル大学総学生会を代行する単科大学生会長連席会議は1日、フェイスブックに「繰り返される権力型の性的嫌がらせ、もう断ち切る時だ」というタイトルの声明を発表し、このように明らかにした。
学生たちは「朴前市長が一人の人権を踏みにじる罪を犯すことができたのは、ソウル市長3選の有力政治家だったため」とし「数多く行われてきた権力型の性的嫌がらせと軌を一にしている」と主張した。
彼らはアン・ヒジョン(安熙正)元チュンチョンナムド(忠清南道)知事とオ・ゴドン(呉巨敦)前プサン(釜山)市長の事例に触れ、「与党の高位当職者による権力型の性的嫌がらせは忘れた頃に一度ずつ起こる。泥棒を捕えて縄をなうのを怠った結果だ」と強調した。
続いて「加害者の保護のため、政界の組織的な事件隠ぺい・縮小の試みが一つ一つ明らかになっているにもかかわらず、民主党の女性政治家数名が性的嫌がらせ事件の解決を促しただけで、大統領府とソウル市はこれといった対策を打ち出していない」と批判した。
また「高位当職者と官僚に対する性的嫌がらせ予防と性認知感受性を高め、事件発生時の迅速な対応と被害者に対する適切な保護措置などの対策が必要だ」とし「政界は繰り返される権力型の性的嫌がらせ問題に対する根本的な対策を整備せよ」と促した。
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