コロナで業務は2倍になるが給与は半分、医療院から「ため息」=韓国(提供:news1)
コロナで業務は2倍になるが給与は半分、医療院から「ため息」=韓国(提供:news1)
感染病専門病院に認定された全南のカンジン医療院が経営悪化で賃金未払いが数か月間続いている。

コロナ感染者の治療のため、一般患者の診療を減らし赤字が増えているため、対策作りが急がれるのが実情だ。

カンジン医療院ででは、全職員は6月の賞与と7月の精勤手当を受け取っていない。

普段から入院患者が150人程度だったカンジン医療院は、今年2月21日に感染病専門病院に指定されると、入院していた患者を他の病院に搬送したり退院措置を行った。

その後、6月からは一般患者の治療を再開したが、クアンジュ(光州)での感染者が大量搬送され、感染を心配した一般患者の訪問が急減した。

実際に、180床のうち通常150人程度だった入院患者が60人にとどまり、外来患者も1日400~500人から300人以下に減った。2日現在、カンジン医療院には14人の新型コロナ感染者が治療を受けている。

カンジン医療院のチェ・ヨンヨン総務課長は「1か月の平均賃金総額が9億ウォン(約7900万円)程度だが、現在の収入では160人の職員の人件費負担ができない」とし「手当てやボーナスは考えもせず、基本給でも出るように努力しているが、大変なのが事実」と説明した。

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