仁川空港公社労組、初のソウルでの集会…「拙速な正規職化」糾弾=韓国(提供:news1)
仁川空港公社労組、初のソウルでの集会…「拙速な正規職化」糾弾=韓国(提供:news1)
インチョン(仁川)国際空港公社の正規職労組員たちがソウル都心に集まり、「公社側の正規職転換方式は公正でない」と糾弾した。

仁川国際空港の職員たちがソウルで集会を開いたのは設立後、初めてのことだ。

仁川国際空港の正規職労組は1日午後7時、ソウル市チュン(中)区の預金保険公社前で‘公正文化祭’を開き、「仁川国際空港の非正規職の正規職化は拙速」だと糾弾した。

組合員らは「正規職化には反対していない」としながらも、「今年2月に労組、使用者、専門家の合意案を出したのに、ク・ボンファン(具本煥)仁川国際空港社長は案を一方的に破棄し、空港労働者が望まない方式で正規職化を推進している」と主張した。

労組は「いきなり正規職転換を発表し、3年間の論議の末に決定された合意を崩すなど、過程の公正性が損なわれた」とし「一方的な発表で社会的混乱だけをもたらしている」と付け加えた。

今年6月、公社側は協力会社所属の非正規職9785人を正規職に転換すると発表した。

しかし、非正規職保安検査職員1902人を請願警察に直接雇用する法案をめぐり、賛成と反対の意見が出ている。

キム・ヨングク韓国労総仁川地域本部議長は「仁川国際空港公社の正規職転換中断を求める国民請願に35万人以上が同意した」とし「今からでも社会的合意に基づいた正規職転換を推進しなければならない」と促した。

この日の集会に参加したチョン・ヨンミン青年と未来代表は「正規職転換過程で原則を崩して過程を省略し、これによって青年たちの機会が剥奪されたことに憤りを感じる」と声を高めた。

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