韓国、今年は逸れた「空梅雨」…昨年より82%多い平均507.2ミリの豪雨(提供:news1)
韓国、今年は逸れた「空梅雨」…昨年より82%多い平均507.2ミリの豪雨(提供:news1)
韓国の今年の梅雨時期の全国の降水量は過去5年間と比較して圧倒的に多かった。

 また、平年と比べても約35%多い雨が朝鮮半島に降り注いだ。ひさびさに「空梅雨」が夏を逸れて行った。

 チェジュ(済州)と南海岸で今年梅雨が始まった6月10日から、急な強い雨で5人の死亡者を出した24日の豪雨の翌日25日まで、全国平均の降水量を確認した結果は次のようだ。

 該当期間に降った梅雨の雨は507.2ミリと確認された。8月初旬まで梅雨前線が韓国中部地方に停滞し雨を降らせたものと予想されるためで、今夏の雨の量はさらに増えそうだ。

 この雨は昨年の同時期に降った雨の約2倍の量だ。昨年は278.3ミリで、今年の降水量の54.87%の水準と確認された。昨年の夏の降水量が平年の水準に達しない、いわゆる「空梅雨」と記録され、明確な差が表れた。

 ここ5年間の降水量を比較しても、今年の梅雨の降水量との差は縮まらない。2016年が341.8ミリで最も多く、2017年が300.9ミリと続く。2018年と2015年もそれぞれ296.2ミリ、269.7ミリと300ミリに満たない「空梅雨」の降水量となった。

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