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韓国 きょうのニュース(7月28日)
◇韓米ミサイル指針改定 ロケットの固体燃料使用可能に 韓国青瓦台(大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は28日の会見で、韓米ミサイル指針が改定されたと発表した。改定によりロケットに対する固体燃料の使用制限が解除される。今後、固体燃料を使用した民間ロケットの開発や生産が自由に行えるようになる。◇新規コロナ感染28人 市中感染は2日連続1桁台 中央防疫対策本部は28日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から28人増え、計1万4203人になったと発表した。前日に比べ海外からの入国者の感染が多少増えたが、市中感染が減少したことで、1日当たりの新規感染者数は2日連続で20人台となった。市中感染は5人と前日に続いて1桁台となり、20日(4人)以来8日ぶりの低水準となった。死者は1人増え、300人。◇外交部「外国指導者への礼遇考慮すべき」 「安倍首相の謝罪像」巡り 外交部の金仁チョル(キム・インチョル)報道官は定例会見で、北東部の江原道・平昌にある私立の「韓国自生植物園」に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像と、その前でひざまずいて謝罪する安倍晋三首相をモチーフにしたとされる像が設置されたことについて、「国際社会には国際礼譲というものがある。どの国であっても外国の指導者クラスに対してそうした国際礼譲を考慮する必要があると考えているだろう」と述べた。◇北朝鮮に戻った脱北者 ライフジャケット着て漢江渡ったか 韓国から軍事境界線を越えて北朝鮮に戻ったとされる北朝鮮脱出住民(脱北者)の移動ルートが次第に明らかになりつつある。この脱北者は20代の男性で、2017年に脱北して韓国入りしていた。鉄柵の下の排水路に設けられた二つの古びた障害物を軽々と通り抜け、満潮時に合わせてライフジャケットを着たまま漢江を渡ったと推定される。韓国軍合同参謀本部はこの脱北者が軍事境界線に近い北西部・江華島のあずまや「燕尾亭」付近の排水路を通って北朝鮮に渡ったとの見方を伝えた。◇仏大統領が朝鮮王室に贈った陶磁器初公開 古宮博物館で特別展 文化財庁の国立古宮博物館が29日から10月4日まで、特別展「新王室陶磁、朝鮮王室で使った西洋式陶磁器」を開催する。フランス大統領から朝鮮王室に贈られた「白磁彩色サラミナ瓶」をはじめ、フランスの伝統ある食器ブランド「ピリビッツ」の洋食器セット、白磁の色絵人物故事紋の花瓶など近代西洋式陶磁器約40点が初公開されるほか、フランス、英国、ドイツ、日本、中国で作られた西洋式陶磁器など約310件、計400点の文化財が展示される。