室長・局長らとの会議で発言する李仁栄長官=28日、ソウル(聯合ニュース)
室長・局長らとの会議で発言する李仁栄長官=28日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は28日、就任後初めて同部の室長・局長らを集めてブレーンストーミングの会議を開き、「待ちの姿勢を超えて打って出る、そうした積極的な姿勢で機敏に動き、作品(成果)を共につくっていけるよう願う」「南北関係の活性化につられて動く組織であってはならない」などと述べ、南北関係の発展に向け統一部の積極的な取り組みを求めた。 南北関係の発展に向けた事業をより積極的に発掘することも促した。李氏は「韓国での平和・統一のための大衆向け事業を探し出し、国民の間に(平和や統一への意識が)深く根差すようにすべきだ」と述べ、こうした事業のため民間団体や地方自治体などとのオープンな協力が必要だとした。 また▼平和経済ロードマップ構想▼交流と協力▼投資の促進▼産業と資源の連合▼市場と貨幣の共用▼財政と政治の統一――という南北関係の段階を示しながら、「(日本による植民地支配からの)解放100年を迎える2045年を新年にするというわが民族の大計を、統一部が主導してほしい」と述べた。
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