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韓国 けさのニュース(7月20日)
◇コロナの市中感染鈍化 夏休み入りで予断は許さず 新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者のうち、市中感染は今月中旬(11~19日)に10~20人台にとどまり、上旬に比べると落ち着きを見せている。18日までの2週間でみると1日平均21.4人で、その前の2週間から9.6人減った。だが、これまでの集団感染に連なる感染が依然として続いている上、本格的な夏季休暇シーズンに伴い人の移動の活発化が予想される。1日当たりの新規感染数を4月末~5月初めの10人未満まで戻すには、集団感染を中心にした感染拡大を早期に断ち切り、休暇シーズンに適した防疫を徹底させる必要がある。◇首都圏の公共施設 きょうから順次運営再開 首都圏の博物館や美術館、図書館などの公共施設が20日から、入場人数を制限して運営を再開する。新型コロナウイルスの感染拡大に沈静化の兆しがあることから、保健福祉部の中央事故収集本部が前日、首都圏の防疫強化措置の一部緩和案を中央災難(災害)安全対策本部に報告した。首都圏は集団感染が相次いだために5月29日から防疫強化措置が取られ、公共施設は休業・休館していた。準備を終えた施設から順次、運営を再開することになる。文化体育観光部所管の国立文化・芸術施設は今月22日から運営再開予定。◇国会 きょう警察トップ候補の人事聴聞 国会行政安全委員会は20日、警察トップの警察庁長に指名された金昌龍(キム・チャンリョン)釜山地方警察庁長に対する人事聴聞会を開き、同氏の道徳性や資質を見極める予定だ。保守系最大野党の未来統合党は故朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長(与党所属)のセクハラ疑惑について、元秘書による刑事告訴に関しての青瓦台(大統領府)への報告やソウル市に情報が漏れたいきさつなどを追及するとみられる。◇金正恩氏 平壌総合病院の建設現場を視察 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が平壌総合病院の建設現場を訪れ、強引な工事のために住民の負担が増していることを厳しく叱責(しっせき)した上で責任者の交代を指示した。朝鮮中央通信が20日報じた。金委員長は「人民のために総合病院建設を思い立ち、建設作戦を構想した意図に反し、設備・資材保障事業から政策的に脱線している」と批判したという。