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韓国 けさのニュース(7月17日)
◇新型コロナ 市中感染減少も海外流入が連日急増 新型コロナウイルスの市中感染は鎮静化する傾向にあるが、海外からの流入事例は連日急増しており、防疫当局が神経をとがらせている。特に、近ごろは海外からの入国後に感染が確認された人のうち外国人の割合が高まるなか、イラクの建設現場などから帰国した韓国人労働者の感染も相次いで判明し、当分の間は海外流入事例がさらに増える見通しだ。海外からの流入は入国時の検疫や自主隔離中に感染が確認されるため、市中感染の危険はほぼないと防疫当局は説明するが、国内の防疫・医療システムへの負担が増す場合、感染拡大の間接的な要因となる可能性があるとの懸念が出ている。◇政府が緊急会議 故ソウル市長セクハラ被害者の保護対策議論へ 女性家族部の李貞玉(イ・ジョンオク)長官は17日、政府ソウル庁舎で女性暴力防止委員会の緊急会議を開き、故朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長の元秘書へのセクハラ疑惑に関する被害者保護対策などを議論する。李氏はこの日の会議で、民間委員らから被害者保護や類似する事件の再発防止などに関する意見を聞き、対策を議論する予定だ。◇米専門家「米国が北朝鮮に新たな提案検討」 米トランプ政権が長期間進展のない米朝非核化交渉の突破口となることを願って北朝鮮に対する新たな提案を検討していると、米国の北朝鮮専門家が明らかにした。米シンクタンク、センター・フォー・ザ・ナショナル・インタレストの韓国担当局長が16日(現地時間)、米誌「アメリカン・コンサバティブ」に掲載された記事でホワイトハウスと国務省の当局者の話を引用し、このような雰囲気を伝えた。この局長は、北朝鮮との交渉が妥結すれば今秋に金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が列車や飛行機で移動できる距離のアジアの国の首都で3回目の首脳会談が開かれ、合意文に署名されるとの望みが持てると述べた。◇WTO事務局長選韓国候補 日本に協力呼びかける 世界貿易機関(WTO)の次期事務局長選挙に立候補した産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長は16日(現地時間)、スイス・ジュネーブのWTO本部で行った記者会見で、「韓国と日本は多国間貿易体制の恩恵を受けたため、これを維持・強化する必要がある」と強調。日本に協力を呼びかけた。◇きょう憲法制定72年 国会で記念式典 国会は17日、国会議事堂で「制憲節」72周年の記念式典を開く。式典では朴炳錫(パク・ビョンソク)国会議長があいさつし、憲法制定の意義をたたえる予定だ。今回の式典は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、祝賀公演を省略するなど簡素に行われる。