韓国「同行セール」効果、伝統市場は新型コロナ以降の最大売上げに回復

「韓国同行セール」効果により、新型コロナウイルス感染拡大以降、伝統市場の売上げが最大に回復したことがわかった。小商工人の売上げ額も1週間前と比較して大きく改善した。

　韓国・中小ベンチャー企業部は、2月3日から今月13日まで小商工人事業場300か所、伝統市場220か所を対象に「小商工人売上げ調査」を実施した結果、伝統市場の売上げ額が調査以降、最も大きな回復をみせたと15日、明らかにした。

　去る6～13日、新型コロナウイルス以前と比べて売上げ額の減少幅は、伝統市場が17.7%で前の週（22.9%）より5.2ポイント改善した。ソウルを除く全ての地域で、売上げ回復の傾向をみせたことがわかった。

　調査対象の伝統市場217か所のうち、「同行セール」に参加したのは143か所（65.9%）で、このうち95か所（66.4%）の市場は「同行セールイベントが役立った」と回答。売上げ額の減少幅でみると、同行セールに参加した市場は11.1%、参加しなかった市場は30.4%と集計された。