元々キム第1副部長は、ジョン・ボルトン前米国大統領補佐官が言及した“10月のサプライズ”を考慮したように「朝米(米朝)首脳会談のようなことは、今年は起こらないとみる」として、線を引いている。
しかし談話を詳しくみると、米韓朝のパンムンジョム(板門店)での会同以降 途切れていた非核化協議に対する北朝鮮の“考え”を読むことができたというのが、青瓦台の判断である。
青瓦台は公式的な立場としては明らかにしていないが、キム第1副部長の談話の所々にみえる“肯定シグナル”を注視している。
青瓦台はキム第1副部長の談話に「肯定的にみることのできる部分がある」と判断していると伝えられた。与党側の関係者は「関係において“最大の敵”は無関心だ」とし「関係に対する言及自体が“よいシグナル”だ」と語った。
キム第1副部長は談話を通じて、北朝鮮が米朝首脳間の関係を依然として信頼しながら非核化に対する意志を表し、米国には強硬派の“敵対的行動”を警戒し“不可逆的な重大措置”を言及して要求事項を伝達している。
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