鄭景斗氏(左)とエイブラムス氏(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
鄭景斗氏(左)とエイブラムス氏(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官と在韓米軍のエイブラムス司令官(韓米連合軍司令官兼務)が7日にソウルで緊急会談を行ったことが8日、韓国政府筋の話で分かった。会談の議題は公表されていないが、軍関係者らの間では来月の韓米合同軍事演習の実施問題などを議論した可能性が高いとの見方が出ている。 韓米は来月半ばごろの実施が見込まれている下半期の合同指揮所演習を巡り協議しているが、規模を縮小して実施するのか、あるいは延期するのかなど、何も決まっていない。政府筋は、新型コロナウイルス感染が米本土で広がっている影響で、演習に参加する米軍が韓国に入国できないことが予想されると説明している。 合同演習を巡り、米軍側は規模を縮小してでも連合防衛態勢の点検に重点を置いて実施したい立場とされる。 エイブラムス氏は今月1日の講演で、「新型コロナにより(3月に予定していた)前半期の合同指揮所演習を延期せざるを得なかった」としながら、「(大規模な)戦区級の合同演習は連合防衛態勢の維持に必須だ」と主張していた。
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