12日に公的マスク制度が廃止されるのに先立ち、8日からは薬局、農協ハナロマート、郵便局など公的マスクの販売場所で重複購入の確認や数量制限なしに購入できる。
公的マスクの購入は、これまで1人当たり1週間10枚までに制限されていた。
公的マスク制度が廃止される12日からは、薬局やスーパー、コンビニエンスストア、通販サイトなど、さまざまな販売場所で制限なく保健用マスクを購入できるようになる。
現在の公的マスクの価格は1枚1500ウォン(約135円)だが、市場供給体制に転換した後はマスクの価格は販売者が決めることになる。
政府は、保健用マスクの公的販売の廃止後に再びマスクの品薄などが発生した場合は購入制限などの介入措置を速やかに取る方針だ。
一方、医療機関で使用する手術用マスクについては、これまでと同じく公的供給体制を維持する。
通気性が良く、夏を迎えて需要が増えている飛沫(ひまつ)防止用マスクについては公的供給体制に組み入れる方策も検討されたが、これまでと同様に市場供給体制を維持することを決めた。
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