韓国の特許が10年間で急増、米日に続き世界3位

米学術情報会社のトムソンサイエンティフィックは23日、韓国は米国・日本に続き世界で3番目に多い特許件数を保有していると明らかにした。同日に高麗大学で行われた「独創的研究開拓科学者」授賞式で述べたもので、特に半導体や通信分野での活躍が目立ったとした。
　同社は学術文献検索データベースのSCIを管理している。独自に開発した情報ワークフロー・ソリューション「FWPI」を用いた調査結果によると、韓国は1997年から10年間で特許件数が大幅に伸びており、一般分野は54%増の8万8574件、学界特許は94%増の4706件だった。同社は、韓国人科学者の研究成果の優秀性を示すものだと評価している。また、同期間中の論文引用件数は日本に続き世界2位となったほか、材料科学分野での論文引用件数はアジア諸国の中で最も多かった。


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