新規感染者のうち市中感染は52人と、半月ぶりに50人を上回った。50人は、政府が新たに定めた「社会的距離の確保」第2段階の目安となる。
地域別の感染者数をみると、ソウル市が12人、京畿道が16人、仁川市が1人で、首都圏全体で29人に上った。大邱市が10人、光州市が6人、大田市が4人、忠清南道と全羅北道、慶尚北道がそれぞれ1人だった。
感染拡大は首都圏から地方に及びつつある。大邱市は韓国の感染拡大初期だった2~3月に感染確認が相次いだが、4月以降は落ち着いていた。1日当たりの新規感染者が10人を超えるのは4月7日以来、約3か月ぶり。市内の役者養成スクールで7月2日に少なくとも7人の陽性が判明し、同スクールと受講者が通う女子高校で疫学調査が進められている。
首都圏では教会をはじめとするこれまでの集団感染のつながりから新たな感染者が発生しているほか、京畿道議政府市のマンション群にあるスポーツジム関連でも10人余りの感染が確認された。
光州市では寺院の集団感染が集合住宅や教会、同好会などへと広がりを見せており、2日正午時点の感染者は計49人となった。
また、海外からの入国者の新規感染も11人と、8日連続で2桁を記録した。このうち4人は入国時の検疫で感染が確認され、残り7人は入国後の自主隔離中に感染が判明した。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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