韓国とEUの首脳会談には、EUからミシェル大統領、フォンデアライエン欧州委員長が臨んだ。
文大統領は「苦労して得た南北関係の進展と成果を後退させるわけにはいかないというのが、私の確固たる考えだ。忍耐心を持って南・北・米間の対話の勢いを維持できるよう努める」と述べた。
また「EUが南・北・米の対話と(韓国政府の)朝鮮半島平和プロセスを一貫して支持してくれていることに感謝する」と伝え、「米朝対話に向けた努力の中でEUも大きな役割を果たせると思う」と期待を示した。
青瓦台の高官は、米朝首脳会談に関して米国や北朝鮮と水面下で調整を図ったかどうかについて、北朝鮮が先月中旬に南西部・開城の南北共同連絡事務所を爆破して以降、青瓦台と米ホワイトハウスは緊密に意思疎通していると説明した上で、「文大統領のこうした(米朝対話を目指す)考えは米国側に伝えており、米側も共感し、努力していると承知している」と述べた。
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