同社のウィリアムス会長は22日、ソウル市内のホテルで記者会見を開いた。今後1年半の間に立地選定や政府承認などの手順を踏み、約3年半のオープン準備期間を経て2012年にはオープンすると説明した。場所や規模は決まっていないが、外国人観光客のアクセスのしやすさに重点を置いているという。
また韓国市場について、「所得水準が高い人口が首都圏だけでも2500万人が集まっている点を考えるととても魅力的な市場。しかし、観光・レジャー事業のインフラは相対的に不十分」と評価した。ウィリアムス会長はまた、ユニバーサル・スタジオがオープンすれば、韓国の新たな成長原動力となる観光産業の発展にも貢献するとの見方を示した。テーマパークだけでなく、ホテルやコンベンション施設、アウトレットなど総合エンターテインメント空間として開発したい考えだ。
テーマパークの造成は投資会社の韓国ユスコが担う。ウィリアム会長は、企業連合にはポスコ建設も参加すると説明した。
ユニバーサル・スタジオは米NBCユニバーサルが保有する有名な映画をテーマにした娯楽施設で、米ハリウッドやフロリダ、日本でも運営されている。
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