新党の金ハンギル代表と民主党の朴相千(パク・サンチョン)代表は交渉再開宣言文を通じ、「中道改革勢力の大統合を国民の命令と考え、両党は誠実な姿勢で統合交渉を再開する」と述べた。今回の統合は中道勢力統合の出発点との認識の下、政界や市民社会の健全な中道改革勢力を結集する土台を築くため最善を尽くすとしている。
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金代表は「独自新党の結成」、朴代表は「国政失敗責任者の排除論」などで旧与党内で「分裂主義」との批判を受けていることから、今交渉で何らかの成果を出し、統合論議の主導権を握る名分を得たい考えだ。
ただ、朴代表が提示した「排除論」をはじめ、統合の方法や代表体制などについては依然として意見の溝が大きい。新党の指導部は、1段階交渉では排除論を扱わず、今後統合の枠を広げていく過程で話し合う問題だとしているのに対し、民主党の交渉関係者は、国政失敗責任者らについて新党がどのように考えているのかが交渉のすべてだとしている。
統合方法については、新党が枠組みの拡大を通じた「旧与党勢力の大統合」の筋道で統合を望んでいるのに対し、民主党は新党を中道改革勢力のひとつとして、ウリ党内の中道改革勢力とともに一括統合すべきとする「中道改革統合」を主張している。
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