パジュ(坡州)市は16日午後2時49分頃、北朝鮮がケソン(開城)工業団地内に位置する南北共同連絡事務所庁舎を爆破したというニュースが伝えられた後、DMZ内のトンネルなどの観光地を管理する観光事業所の行政職・施設警備員・案内員などの職員32人が、すぐにイムジンガク(臨津閣)駐車場に位置する避難所の近くで待機している。
職員らはこの日午後、状況が深刻であると判断して、事業所内のすべての職員の安全のため、撤退を決定した。
現在、パジュ(坡州)市DMZ内の観光事業所は、昨年から続いているアフリカ豚熱の影響で、観光客の出入りが統制されていた状態であったため、DMZ内の観光客はいない状況である。
なお、DMZ内に位置するテソン洞と統一村では、自主的に住民対して「外部活動の自制」を要求する案内放送を流した。
パジュ(坡州)市関係者は「現在まで統合防衛協議会構成などの動きはなかったが、軍と有機的な連絡の中で、今後の状況を見守っている」と話した。
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