政府は外国人投資家のウォン建て債券取引を活性化するため、「オムニバス口座」の開設を第4四半期から許可する。権五奎(クォン・オギュ)副首相(財政経済部長官兼任)が17日、英ロンドンで開かれた韓国経済説明会で明らかにした。
 オムニバス口座とは、国際証券決済機関(ICSD)などが外国人投資家向けに投資対象国に口座を開設し、投資家の資金を管理する口座を指す。これまでは外国人投資家が国内の有価証券に投資する場合、その都度外国為替取扱銀行に本人名義の口座を開設する必要があった。

 財政経済部はオムニバス口座を認めることで、国内債券市場への外国人投資を活性化するほか、アジア地域の預託決済機関設立をリードしたい考えだ。1月末現在、国内株式市場に外国人投資家が占める割合は35.5%に達しているのに対し、債券市場では0.7%にとどまっている。


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