大韓体育会は去る5日に開かれたスポーツ公正委員会会議で、キム・ジヨン会長ら水泳連盟の役員に重い懲戒を下したと9日、明らかにした。キム・ジヨン会長は6か月の資格停止、副会長と理事1人はそろって3か月の資格停止の懲戒を受けた。
水泳連盟独自のスポーツ公正委員会では彼らの懲戒が“けん責”という軽いレベルにとどまった。すると、大韓体育会が直接乗り出し、強く責任を追及した。
大韓体育会の関係者は「文化体育観光部で再審を要求したが、水泳連盟は受け入れなかった」とし「そのため、文化体育観光部が体育会に職権再審査をするように伝えた」と一連の過程を説明した。
パク・ジヨン副会長は、むしろ水泳連盟から受けた資格停止1年の懲戒が6か月に減った。これについて体育会関係者は「パク・ジヨン副会長の場合、業務上背任の疑いで無罪判決を受けた影響とみられる」と付け加えた。
水泳連盟は昨年、マーケティング代行契約を解約し、スポンサーを交代する過程で、大きな過ちを犯した。金銭的損失を被り、光州世界選手権では国家代表選手団に規定に合わない用品を支給した。
その過程で韓国選手たちはブランドロゴをテープで隠したユニフォームを着用。またオープンウォーターの選手たちは連盟のミスで水泳帽にマジックペン(油性サインペン)で韓国を意味する「KOR」を書き、試合に出場する”笑えない状況”も発生した。
キム・ジヨン会長の任期はことし末までだ。しかし今回の懲戒で任期を全うできず、不名誉に退くことになった。
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