済州航空は昨年8月31日、着陸時に飛行機の胴体後尾が滑走路に接触する事故を起こしている。しかしテールスキッドと呼ばれる予防安全装置が働き、人命被害はなかった。
これを受け、航空鉄道事故調査委員会は先ごろ事故調査報告書を通じ、ターボプロップ機とターボジェット機の離着陸特性に関する地上教育課程を検討するよう済州航空側に指示した。済州航空はターボプロップ機を、アシアナ航空と大韓航空はターボジェット機.を運航している。済州航空は現在、定期教育の中でもこの機種の特性に関する教育を集中的に実施している。調査委員会はまた、補職運航乗務員の飛行時間などの調整を求めており、済州航空は乗務員の補充で対応する方針だ。
建設交通部関係者は、済州航空は設立間もないことからこれまでのところ安全管理の面では大韓航空やアシアナ航空に遅れを取っている部分が多いとした。安全勧告の履行により、さらに安全な航空会社になれるものと期待を示している。
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