李在鎔氏の逮捕状発付の是非を巡る地裁の判断が注目される(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
李在鎔氏の逮捕状発付の是非を巡る地裁の判断が注目される(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
◇きょうサムスントップの逮捕状審査 地裁  検察がサムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長らの逮捕状を請求したことに対し、ソウル中央地裁は8日午前10時半から逮捕状発付の是非に関する審査を行う。結果は同日深夜か9日未明に出るとみられる。逮捕状が発付され李氏が拘束されれば、2年4カ月ぶりとなる。検察は、2015年のサムスン物産と第一毛織の合併と、その後のサムスンバイオロジクスの会計基準変更は李氏の安定的な経営権継承を目的としたもので、この過程で粉飾会計や株価操作などの違法行為が行われたと判断した。◇新型コロナ不安の中 きょうから小5・6と中1が登校開始 小学5・6年生と中学1年生の約135万人が8日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期されていた登校を開始する。高校3年生から順次始まった登校・登園は最終段階に入ったが、散発的な感染が相次いでいるほか、夏が近づき生活防疫の順守が難しくなっていることから登校を不安視する声も消えていない。教育部は、児童・生徒がマスク着用、手洗いなど生活防疫の心得を徹底的に守り、保護者、教師などが指導を強化すれば登校を通常通り行えるとみている。◇慰安婦団体前代表 関連施設所長の死に「記者と検察が苦しめた」 旧日本軍の慰安婦被害者を支援する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)前理事長の尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員は7日、正義連が被害者のための施設として運営するソウル市麻浦区の「平和のわが家」の所長が6日、自宅で亡くなっているのが見つかったことを巡り、メディアと検察に対する怒りをあらわにした。尹氏はフェイスブックへの投稿で「記者らがカメラを構え、生中継しながらまるで施設が犯罪者の巣窟かのように報道し、検察が施設に押しかけて家宅捜索した」と述べ、「毎日のように圧迫感、罪人でもないのに罪の意識を持たせ、休みなく電話のベルで苦しめるたびに一人で全て受け止めるのはどれだけつらかっただろうか」と嘆いた。◇北朝鮮が党政治局会議 正恩氏は韓国に言及せず 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は8日、党中央委員会の第7期第13次政治局会議が前日に開催されたとしながら、「国の自立経済を一層発展させ、人民の生活を向上させるための一連の重大な問題が踏み込んで討議された」と伝えた。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が主宰した。先ごろ金委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体による北朝鮮へのビラ散布を非難しながら南北共同連絡事務所の撤廃などを警告したが、この日の会議で金委員長は韓国について言及しなかった。
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