蔚山でクジラまつり前夜祭、18日に本格開幕

第13回蔚山クジラまつりが17日午後の前夜祭から始まった。捕鯨船の本拠地だった蔚山市・長生浦海洋公園などが主な会場となる。
　クジラまつりは同日午後5時に鯨文化と関連した世界的先史遺跡である盤亀台の岩刻画で行事の成功を祈る「告由祭」から始まった。午後8時にはこのクジラまつりのほか、周辺5地域を代表するイベントを象徴した仮装行列が蔚山大公園から文化公園にわたりパレードした。

　18日には長生浦海洋公園で捕鯨再現行事、クジラ踊り大会、花火大会などが予定されている。同日午後7時に開幕式が行われる。19日と20日には長生浦海洋公園で、クジラ豊漁祭り、日本の民俗公演、クジラ歌謡祭、クジラ映画上映などのイベントが用意されている。また18日から3日間にわたり、市民らが船に乗って天然記念物となっている「蔚山克鯨廻遊海面」の探査も行う予定だ。

　クジラまつりには、下関市の江島潔市長のほか、米カンザス州の下院議員らが区の招待を受け蔚山を訪問する。


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