飛沫防止用マスクのネット販売が始まる(資料写真)=(聯合ニュース)
飛沫防止用マスクのネット販売が始まる(資料写真)=(聯合ニュース)
◇夏向きの飛沫防止用マスク きょうからネット販売 韓国で5日から、「飛沫(ひまつ)防止用マスク」の販売がインターネット上で始まる。日常生活での飛沫感染を防ぐためのマスクで、手術用マスクのように薄く、一般のマスクに比べ楽に呼吸ができることが利点。夏が近づき、軽くて通気性の良いマスクの需要が高まっていることから、食品医薬品安全処は先ごろ飛沫防止用マスクを新たに医薬部外品に指定した。マスクメーカーのウェルキープスが午前9時から自社が運営するネット通販サイトで、1枚当たり500ウォン(約45円)で販売する。◇きょう初の国会本会議 与野党の交渉に注目 国会は5日午前、第21代国会の初めての本会議を開き、前半期の国会議長団を選出する。この日は議長団の選出期限となる。与野党は前日も開院に向けて交渉を続けたが、与党「共に民主党」の金太年(キム・テニョン)院内代表が期限内の開院を強調する一方、最大野党「未来統合党」の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は院構成に対する合意が先だとして合意に至らなかった。この日の本会議は未来統合党が欠席して開かれる可能性があるが、与野党が追加で議論を行うとしていることから土壇場で妥結する可能性もある。◇8日にサムスントップの逮捕状審査 地裁 検察がサムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長らの逮捕状を請求したことに対し、ソウル中央地裁は8日、逮捕状発付の是非に関する審査を行う。結果は8日夜か9日未明に出るとみられる。検察は4日午前、資本市場法違反(不正取引および相場操作)、株式会社の外部監査に関する法律違反などの容疑で李氏と同グループの元幹部2人の逮捕状を請求した。◇朴前大統領友人「初出馬から手伝った」 前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告(収賄罪などで公判中)の友人で、同罪などに問われた崔順実(チェ・スンシル、現在はチェ・ソウォンに改名)被告が、1988年に朴氏が初出馬した大邱市達城郡の国会議員補欠選挙の時から朴被告を手伝ったと明らかにした。朴氏の元側近で崔氏の元夫のチョン・ユネ氏が当時選挙運動を取り仕切ったとされていたが、崔氏が選挙運動に関与した経緯はこれまで知られていなかった。崔氏は出版を控えた回顧録「私は誰なのか」(原題)で、自身が先にチョン氏に対して選挙を手伝うことを提案したと説明した。◇北朝鮮へのビラ散布 政府は規制案準備 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が4日、韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体が北朝鮮に向けて飛ばしている体制非難のビラを問題視する談話を発表し、韓国が措置を取らなければ南北の敵対行為中止をうたった2018年9月の軍事合意破棄もあり得ると警告したことに対し、青瓦台(大統領府)はビラの散布が「百害無益(百害あって一利なし)な行動だ」として断固とした対応を取ると表明し、政府は規制するための法案を準備中だと明らかにした。だが、ビラ散布を完全に規制することは表現の自由を侵害し、違憲だとの指摘も出ており、立法過程で論争を呼ぶことが予想される。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40