最近、国防部によると、国防情報システムを対象にハッキングを試みた事例が2017年の3986件から3年間で2倍以上増えた。
国防情報システムは、ホームページなど国防情報を扱うすべてのソフトウェアやコンピューターシステム、基盤システムを指すもので、外部ネットワークと内部ネットワークの両方を指す。
国防部サイバー作戦司令部がIPアドレスを追跡した結果、相当数は中国と米国のものと把握された。
ただし、これがハッキングの背後に中国や米国がいるとの意味ではない。侵害しようとする勢力は、自身の情報を露出しないために、意図的にIPアドレスを多重迂回させて、実際に侵害を試みる勢力の所属国家を断定することは制限されるというのが国防部の説明だ。
国防部は、ハッキングの試みにもかかわらず、国防情報システムは突破されておらず、軍事資料が流出したことはないと明らかにした。また、大半の侵害の試みは、外部のインターネット網に対して行なわれたという。
これにより、軍当局は主要国防情報システムを対象に、サイバー侵害の事前予防とサイバー攻撃の兆候の事前確認など、安全性の確保案を研究している。
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