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韓国 きょうのニュース(5月27日)
◇高2以下の237万人がきょう登校 保護者から懸念の声も 韓国の高校2年生と中学校3年生、小学校1~2年生、幼稚園生の約237万人が、27日から登校しての授業を開始した。新型コロナウイルスの感染拡大により新学期が延期されてから約3カ月がたつ。しかし、感染者の発生が続くソウル市や京畿道、慶尚北道の一部学校と幼稚園では登校をさらに延期することを決めており、保護者の間では懸念する声も少なくない。◇最大野党 新型コロナ対策協力へ李明博・朴槿恵氏の赦免要求か 最大野党「未来統合党」は、28日に開かれる文在寅(ムン・ジェイン)大統領と与野党院内代表による昼食会の主な議題として「国民統合」と「経済民生」を挙げる。未来統合党は国民統合のため、李明博(イ・ミョンバク)元大統領と朴槿恵(パク・クネ)前大統領の赦免を改めて求めるようだ。新型コロナウイルス後の時代に対応するための雇用保険拡大に同意することも検討している。同党の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は26日、院内副代表団、次期国会議員らと相次ぎ会合し、議題について党内の意見を取りまとめた。◇検察出頭のサムスントップ 17時間の取り調べ終え帰宅 サムスングループの経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が26日、検察に出頭してグループ傘下2社の合併とグループ経営権継承について17時間にわたり調べを受けた後、27日未明に帰宅した。李氏は疑惑について、当時グループの司令塔だった未来戦略室(現在は廃止)から報告を受けたり指示をしたりした事実は全くないと供述したとされる。検察は聴取結果を検討し、必要があれば李氏を再度呼び出す方針だ。◇韓国の国内線・国際線旅客 きょうからマスク着用義務付け 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、27日から全ての国内線・国内線航空機の搭乗客にマスクの着用が義務付けられる。中央災難(災害)安全対策本部が発表した「交通分野防疫強化策」を受けた措置。18日から大韓航空など一部航空会社は搭乗客のマスク着用を義務化していたが、政府は27日午前0時から全ての航空会社に拡大して適用する。