現場海域に向け出港する警備艦=15日、仁川(聯合)
12日に中国・大連沖で中国のコンテナ船と衝突して沈没した韓国籍の貨物船、ゴールデンローズ号の乗員らを捜索するため、海洋警察庁が警備艦2隻とヘリコプター1機を事故海域に投入した。海洋警察庁によると、中国当局から15日に事故海域への立ち入りが認められたことを受け、白リョン島南西56マイル地点で待機していた1500トン級の警備艦に出動命令を出した。これに合わせ最新型ヘリを搭載した3000トン級警備艦も仁川海洋警察埠頭から特殊救助要員らを乗せ出港した。事故海域へは6~7時間程度かかることから、同日午後8時前後から捜索作業が始められる見通しだ。
一方、中国当局は事故発生後、連日警備艇と民間の船舶など20~60隻と航空機3機を動員して捜索作業を進めているが、これといった成果は出ていない。中国側は捜索の一次的責任は中国側にあるとし、これまで韓国側の警備艦投入要請を拒否していた。
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