統計庁が15日に発表した人口移動統計結果によると、第1四半期に邑・面・洞の行政区画を超えて移動した人口は260万7000人で、統計を取り始めた1999年以来で最多を記録した。前年同期比で1.1%、前四半期と比べて4.6%増加した。第1四半期の人口移動者数は2002年が258万人、2003年が242万6000人、2004年が245万8000人、2005年が230万人、昨年が257万8000人と推移してきた。今年は不動産景気が鈍化し住宅関連の移動はやや減少したものの、サービス・建設景気が持ち直し就職による移動が増えたことが影響した。
 市・道を超えて移動した人口は86万2000人で、前年同期に比べ1.5%増えた。全国16市・道間の純移動を見ると、京畿道、仁川市、大田市、ソウル市など7市・道では転入が多かったのに対し、釜山市、慶尚北道、全羅北道、全羅南道、大邱市など9市・道では転出が多かった。

 全国232の市・郡・区のうち人口純流入1位は京畿道華城市で、次いで京畿道竜仁市、ソウル市松坡区となった。大規模な宅地開発や再建築アパートへの入居が影響した。人口の純流出は京畿道城南市、京畿道義王市、慶尚南道馬山市の順で多かった。首都圏への人口純流入は3万7000人で、前年同期比16.5%減少したが、前四半期と比べると40.3%増加している。

 人口移動を年齢別に見ると、前年同期に比べ10歳未満と20、30代の移動が減少し、10代と40代以上の移動が増加した。


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