大韓航空とアシアナ航空の済州路線に5月の1か月間、臨時便が投入される。建設交通部が15日に明らかにした。最近の済州旅行客の急増に対応するもので、先ごろ開催した航空会社、仁川国際空港公社ら関係者との対策会議で決定した。
 大韓航空は仁川~済州路線に33便、金浦~済州に165便、釜山~済州に4便を増便する。アシアナ航空は仁川~済州が53便、金浦~済州が8便、麗水~済州が62便の増便となる。

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 また政府は、航空便の分散に向け国内線定期便のみ70%減免している仁川空港施設使用料を、臨時便についても50%以上減額することを検討している。このほか、済州路線の運航と座席供給状況を随時点検するため、建設交通部、航空会社、韓国空港公社、仁川空港公社、航空振興協会などで構成された特別作業班を設置する。

 政府は3月にも済州道関係者と対策会議を行い、3~4月の臨時便追加投入を行っている。済州路線は平日でも予約率が100%に迫るなど購入が難しく、建設交通部関係者は保有する旅客機の台数不足が原因と説明している。中長期的には低価格航空会社を積極的に育成し役割を強化する計画だ。


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