韓国のブランド価値が先進国に大きく後れを取っていることが分かった。産業資源部が産業政策研究院に依頼し、米国や中国、欧州、日本など21カ国・地域の大都市に居住する2809人を対象に実施した「国家ブランドマップ調査」から明らかになった。
 調査によると、韓国で100ドルの製品やサービスがある場合、品質が同じドイツ・日本・米国・中国の製品・サービスがいくらになるか価格を付けてもらったところ、ドイツ製が155.0ドルで最も高く、次いで日本製が148.7ドル、米国製が148.6ドルとなった。韓国製品のブランド価値は中国の71.2ドルよりは高いが先進国には大きく及ばず、独自のブランドの開発や高級化戦略が必要と分析された。

 一方、「韓国」から連想するイメージを問う質問には、アジアや欧州の消費者は「躍動的」「先端技術を備えた国」などを多く挙げた。米州地域では「先端技術を備えた国」のほか「専門性がある」とする回答も多かった。

 産業資源部関係者は、韓国対する選好度は全般的に低く、輸出主力商品も先進国に比べ中・低価格イメージが強いと指摘した。選好度を高めるとともに本格的にブランドマーケティングを活用すべきとしている。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0