韓国のソウル市はこのような内容を骨子にした“公共交通利用、生活の中の距離確保対策”を登校開始予定日である13日から施行すると今日(11日)明らかにした。
ソウルの公共交通機関の利用客は3月の第1週目の最低値を記録したあと、4月から徐々に増加の勢いを見せ、これにより混雑度も徐々に増加している。交通ICカードのデータを活用して地下鉄と市内バスの混雑度を分析した結果、現在の混雑度は新型コロナウイルス感染症事態以前の約80%から90%水準と推定されている。
これに、ソウル市とソウル交通公社は、地下鉄の感染危険を減らすために“電動車利用客混雑度管理基準”を立て、混雑段階別に特別対策を施行した。
混雑段階では、マスクを着用していない乗客の乗車を制限する計画である。案内放送を通じてマスク着用を要請する一方、未着用時、駅職員が改札口からの進入を制限する。このために旅客運送約款のうち、乗車拒否規定に感染症予防のためのマスク着用関連事項を追加した。
また放送・SNSなどの各種メディア、地下鉄駅舎および列車の案内放送、電光掲示板などを通じて時間帯別、線別混雑情報を提供する“混雑度事前予報制”を施行、市民たちの不便を減らす。
バスにおいても自治体と協力して混雑度を持続的にモニターリングし、増便および車両追加投入など段階的な混雑度の緩和方案を施行する方針である。
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