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韓国 けさのニュース(5月8日)
◇金正恩氏が習主席に親書 新型コロナへの対応たたえる 北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が中国の習近平国家主席に新型コロナウイルス感染症に関する親書を送ったと報じた。同通信は、習主席が中国国内の新型コロナウイルスの防疫で成果を収めていることについて親書を送ったと伝えた上で、金委員長は習氏の党と人民への指導で中国が前代未聞の感染症との戦争で勝利を収めつつあることを評価するとともに、全般的な局面を戦略的、戦術的に管理していることを祝ったと伝えた。◇ソウルのクラブで新型コロナ感染 感染爆発の懸念も 1日に数カ所のクラブを訪れた20代男性の新型コロナウイルス感染が確認され、新たな感染者が続出するのではないかとの懸念が高まっている。防疫当局によると、ソウル近郊の京畿道竜仁市に住むこの男性は、新型コロナウイルスの感染が確認される前の今月1日から翌日未明までにソウル・梨泰院のクラブ5カ所を訪問したことが分かった。クラブ・バーなどの遊興施設は「密閉された空間」「密接な接触」などウイルスに容易に感染する条件がそろっているため、数人の感染者が数百人に感染させる感染爆発が発生する可能性がある。◇最大野党きょう院内代表選出 候補2人が一騎打ち 保守系最大野党「未来統合党」は、先月15日に実施された総選挙の当選者による総会を開き、新しい院内代表を選出する。立候補した朱豪英(チュ・ホヨン)議員、権寧世(クォン・ヨンセ)当選者の2人が任期1年の院内代表の座を巡って対決する。今回選ばれる院内代表は、総選挙の総括選挙対策委員長を務めた金鍾仁(キム・ジョンイン)氏を委員長とする非常対策委員会体制への転換、比例政党「未来韓国党」との統合問題などの懸案を解決しなければならない。◇前法相きょう初出廷 監察打ち切り巡る職権乱用 娘の奨学金に絡む収賄罪や青瓦台(大統領府)高官時代の職権乱用罪などで在宅起訴された韓国のチョ国(チョ・グク)前法務部長官の初公判が、ソウル中央地裁で開かれる。チョ被告は論点整理のための2度の公判準備手続きに出席しなかったため、今回が初出廷となる。この日の公判は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に近いとされる柳在洙(ユ・ジェス)釜山市前副市長に対する監察打ち切り問題を巡って審理する。午前中に公訴事実や被告人の主張を聞き、午後には李仁杰(イ・インゴル)前青瓦台特別監察班長を証人として呼び、尋問を行う計画だ。