6日(現地時間)米国のニュース専門放送局であるCNBCによると、ニューヨーク連邦準備銀行の研究者たちは4日に発刊された報告書で、”スペイン風邪”と”ナチスの跋扈”の間に相関関係があると伝えた。
また、このような歴史的経験を土台に新型コロナ以降、全世界の極端的民主主義、ポピュリズム、国粋主義拡散の可能性に対する注意を喚起した。
報告書は去る1932年から1933年にドイツで実施された総選挙で、スペイン風邪の死亡率が高い地域で極右政党であったナチ党に対する得票率が高かったと指摘した。
スペイン風邪は1918年に発生、2年間に全世界で2500万から5000万人の命を奪った。ドイツでは約28万7000人の死者が発生した。
この報告書の作成者は「スペイン風邪で青年の死者が多かった地域で外国人たちに発病の責任を転嫁しようとする傾向が表れ、極右政治家に対する支持率が高かった」と説明した。
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