晩春から異常なほど気温が上昇しており、蒸し暑さが予想される今夏の電力需要は最大で6150万キロワット程度に達するとの見通しが出た。韓国電力公社が14日に明らかにした。これは過去最高を記録した昨年の5899万キロワットに比べ4.3%多い。電力の需要増で予備電力は604万キロワットにとどまるものとみられる。電力予備率は昨年の10.5%から9.8%に低下し、10年ぶりに1けた台となる見通しだ。
 これを受け韓国電力公社は、作業班を構成し電力需給対策を整え始めた。電力需要がピークになるとみられる7月19~27日と8月6~17日に、節電、夏季休暇シーズンを利用しての補修、蓄冷式冷房設備や高効率電力機器の普及を通じ需要を589万キロワット減らし、ピーク到達を抑える方針だ。また、契約先の顧客が韓国電力公社の要請に応じ電力使用量を減らした場合、支援金を支給するなどの非常節電策も準備することにした。


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