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韓国 けさのニュース(5月7日)
◇文在寅政権発足から3年 新型コロナ対応「模範国」から経済回復へ 文在寅(ムン・ジェイン)政権が、新型コロナウイルスの世界的な流行(パンデミック)の中で発足から3年を迎えた。新型コロナウイルスへの恐怖と人的・物的交流の縮小や中断は、世界に防疫危機と経済危機をもたらし、文大統領はこのような状況を「国難」と規定した。文大統領は防疫とともに「前例のない経済対策」を準備するよう指示し、「K経済」モデルの提示に注力している。◇与党「共に民主党」 きょう院内代表選出 先月15日の総選挙で圧勝し、国会の主導権を握った与党「共に民主党」は、7日午後に総会を開いて院内代表を選出する。同党所属の当選者163人を対象に行われる今回の選挙には、文在寅大統領に近い金太年(キム・テニョン)議員、全海チョル(チョン・ヘチョル)議員と非主流派の鄭成湖(チョン・ソンホ)議員が立候補した。◇歌手のチョン・ジュニョン被告ら きょう控訴審判決 集団で女性に性的暴行を加えた罪などで起訴された歌手兼タレントのチョン・ジュニョン被告と男性バンド・FTISLAND(エフティーアイランド)の元メンバー、チェ・ジョンフン被告の控訴審判決公判が7日、ソウル高裁で開かれる。2人は2016年1月に江原道・洪川、同年3月に大邱で酒に酔った女性に集団で性的暴行を加えたとして、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなどを利用した撮影)などの罪で起訴され、ソウル地裁は昨年11月末、チョン被告に懲役6年、チェ被告に懲役5年の実刑判決を言い渡した。◇「生活防疫」施行初日 指針順守に緩みも 新型コロナウイルスの新規感染者数が大幅に減少し、政府が「生活防疫」(日常生活・経済活動とのバランスを取った防疫)を施行した初日の6日、ソウルの繁華街では政府が発表した「1メートル以上の間隔維持」の指針が事実上守られていなかった。総合展示場・COEXのレストラン街では、来店客が密接して食事をしていた。行き交う人々はほとんどがマスクを着用していたが、きちんとつけていなかったり、最初から着用していない市民も目についた。