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韓国 きょうのニュース(5月6日)
◇「生活防疫」初日 体育・文化施設など運営再開 新型コロナウイルスの感染拡大防止のために実施されてきた「社会的な距離」を保つ措置が、6日から日常生活・経済活動と防疫のバランスが取れた「生活防疫」に移行されたことを受け、休館していた体育・文化施設などが運営を再開した。施設では訪問客のマスク着用や発熱の確認など防疫対策を徹底する姿が見られた。◇サムスントップが謝罪 「経営権継承で論争起きないようにする」 サムスングループの経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が経営権継承問題や労組問題について自ら国民に向けた謝罪文を発表し、頭を下げた。ソウルの社屋で記者会見した李氏は、「サムスンが世界1位の企業に成長する過程で、時に国民の期待に応えることができず、逆に失望を抱かせ、心配をかけることもあった。これは法と倫理を厳格に守れなかったためだ」と反省の弁を述べた。続けて「社会とコミュニケーションを取り、共感する上でも足りない部分があり、サムスンに対する視線は依然として厳しい」とし、「これは全て私の過ちだ」と謝罪。「これ以上、経営権継承問題で論争が起きないようにする」と言明し、「わが子たちには会社の経営権を譲らないつもりだ」とも明らかにした。◇クウェートからの入国者 4日間で6人の感染確認 中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は定例会見で、この4日間でクウェートからの入国者6人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。仁川国際空港でクウェートからの入国者に対する検疫を強化する方針を明らかにし、現地に労働者を派遣した企業には注意を呼びかけた。◇金正恩氏は心臓手術受けず正常に国政運営 情報機関 情報機関の国家情報院(国情院)は国会情報委員会で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の最近の健康状態について、「心臓に関する治療や手術は受けていない」との判断を示し、健康不安説を否定した。今年に入り金委員長の公開活動は大幅に減ったものの、内部の再整備や新型コロナウイルスの影響によるもので、公開活動をしていない間も正常に国政運営を行っていたと明らかにした。◇内閣改造「全く検討していない」 大統領府 青瓦台(大統領府)の姜珉碩(カン・ミンソク)報道官は記者会見で、来月に外交部長官や国防部長官を含む中規模の内閣改造が有力視されるとの報道について、「全く検討していない」と明らかにした。青瓦台の高官は「推薦や人事検証などが行われるためには、少なくとも2カ月かかる」として、「来月に内閣改造が行われる可能性は全くない」と述べた。