昔ながらの塩田が広がる泰安(泰安郡提供)=13日、泰安(聯合)
昔ながらの塩田が広がる泰安(泰安郡提供)=13日、泰安(聯合)
忠清南道西海岸の泰安一帯にある天日塩田の近代文化財登録が推進されている。泰安郡と文化財庁が明らかにしたところによると、同地域にある天日塩田の恒久的保全と伝承に向けた調査を4日に開始している。これまでに4か所の塩田で専門家らによる現地調査が行われた。今回の調査では、塩田の保存状態と歴史的価値、文化財登録に対する所有者の意向などを調べた。

 国内で天日塩の生産が始まったのは1907年以降とされ、1945年の独立以前の塩田はほとんど現存していない。現在国内では1115か所、3950万平方メートルで年間23万5000トン余りが生産されている。泰安地域には18か所の塩田があり、今回調査が行われた4か所は1946年から1955年にかけて営業許可を受けている。これ以外の塩田は1960年以降に許可されたものだ。


 文化財庁の担当官は、泰安地域の塩田が他の塩田に比べ開発圧力が大きく、文化財として登録することで優先的に保存する必要があると説明している。


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