韓国は経済活動を抑制せずに新型コロナの発生を抑制し、予想より良好な経済成長率を守っている(提供:news1)
韓国は経済活動を抑制せずに新型コロナの発生を抑制し、予想より良好な経済成長率を守っている(提供:news1)
韓国は、去る第1四半期の国内総生産(GDP)成長率が前年対比でマイナス1.4%を記録した。これはグローバル金融危機当時の2008年第4四半期(マイナス3.3%)以降11年3か月ぶりの最も低い水準である。

韓国メディアは、韓国経済が金融危機以降 最高の危機を迎えたと憂慮しているが、他の国々に比べればむしろ好成績である。

世界最大の経済大国である米国の今年第1四半期の経済成長率は前年対比マイナス4.8%である。

中国経済も新型コロナウイルス感染症の直撃弾を受け、第1四半期の成長率がマイナス6.8%を記録した。

ヨーロッパではドイツの第1四半期の成長率がマイナス1.9%、スペインはマイナス5.2%である。

これにより海外メディアは、新型コロナの出口戦略を駆使しようとするなら「韓国を見ろ」と報道している。

米国の経済専門チャンネルであるCNBCは、新型コロナによる莫大な損失を被っている世界経済がそのダメージからはやく抜け出すためには、韓国の“コロナ出口戦略”を注目すべきであると最近報道した。

韓国は経済活動を抑制せずに新型コロナの発生を抑制し、その結果 予想より良好な経済成長率を守っているということである。

最近、国際通貨基金(IMF)は韓国の今年の実質成長率をマイナス1.2%と予想している。これは韓国だけをみれば22年ぶりのマイナス成長であるが、経済協力開発機構(OECD)の36加盟国と比較すると経済成長率は最も高いものとなる。

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