韓国メディアは、韓国経済が金融危機以降 最高の危機を迎えたと憂慮しているが、他の国々に比べればむしろ好成績である。
世界最大の経済大国である米国の今年第1四半期の経済成長率は前年対比マイナス4.8%である。
中国経済も新型コロナウイルス感染症の直撃弾を受け、第1四半期の成長率がマイナス6.8%を記録した。
ヨーロッパではドイツの第1四半期の成長率がマイナス1.9%、スペインはマイナス5.2%である。
これにより海外メディアは、新型コロナの出口戦略を駆使しようとするなら「韓国を見ろ」と報道している。
米国の経済専門チャンネルであるCNBCは、新型コロナによる莫大な損失を被っている世界経済がそのダメージからはやく抜け出すためには、韓国の“コロナ出口戦略”を注目すべきであると最近報道した。
韓国は経済活動を抑制せずに新型コロナの発生を抑制し、その結果 予想より良好な経済成長率を守っているということである。
最近、国際通貨基金(IMF)は韓国の今年の実質成長率をマイナス1.2%と予想している。これは韓国だけをみれば22年ぶりのマイナス成長であるが、経済協力開発機構(OECD)の36加盟国と比較すると経済成長率は最も高いものとなる。
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