「まだ残る疑問」金正恩は本当に健康か？…“手首の黒い跡”と視察で乗っていた“電動カート”

北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）国務委員長は去る1日、北朝鮮ピョンアンナムド（平安南道）スンチョン（順川）市の肥料工場の竣工式に参席したと2日、朝鮮労働党機関紙である労働新聞など北朝鮮のメディアが報道したことで、20日ぶりに姿をみせ“身辺異常説”を払拭した。

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キム委員長の無理なく動いている写真と映像がメディアを通じて報道されたことで、その関連していた物議は一段落した。

しかし一方、キム委員長が北朝鮮メディアを通じて現した姿には手首にある“黒い跡”と現地視察のときに乗っていた“電動カート”を根拠に“健康異常説”に関しては依然として疑問が残されている。

米国の北朝鮮メディアであるNKニュースは医療専門家を取材した内容を総合した結果、キム委員長の手首にある“黒い跡”は心臓関連施術や検診に関連するもので、約1週間が過ぎた傷とみられると報道した。

脱北者出身の韓国未来統合党のテ・ヨンホ議員は、キム委員長が現地視察で乗っていた“カート”は彼の父である故キム・ジョンイル（金正日）総書記が去る2008年脳卒中で倒れた後、健康異常が生じ乗っていたものであるとし、“行動に支障がある可能性”をあげている。