韓国軍部隊が駐留するイラクのアルビル地域を管轄するクルド自治政府のバルザーニ首相は11日、同部隊の駐留継続を求める親書を金寛鎮(キム・グァンジン)合同参謀会議議長に送った。訪韓中のアルビル州知事が金議長を表敬訪問した際に手渡した。

 バルザーニ首相は親書を通じ、韓国軍部隊の平和・再建活動に感謝の意を示すとともに、韓国とイラクの持続的な国益増進のために韓国軍が駐留し続けることを期待すると述べた。また、経済発展を進めるに当たり韓国の専門知識と経験を学びたいとしている。

 金議長は駐留延長の要請に対し国防部に報告すると答え、韓国軍部隊の派兵延長には国会の同意が必要だと説明した。

 アルビルには現在、約1200人の韓国軍部隊が駐留している。国防部は年末を駐留期限とする派遣延長案に基づき、6月中に部隊の任務完了計画を策定し国会に提出する予定だ。

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