トランプ米国大統領は金正恩国務委員長の状態について「とてもよく知っているが今は話せない」と伝えた(提供:news1)
トランプ米国大統領は金正恩国務委員長の状態について「とてもよく知っているが今は話せない」と伝えた(提供:news1)
ドナルド・トランプ米国大統領は27日(現地時間)“健康異常説”が拡散しているキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長の状態について「とてもよく知っているが今は話せない」としてその関連情報についても「じきに聞くことになるだろう」と伝えた。

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トランプ大統領はこの日ホワイトハウスでの記者会見で先のように伝え「私はキム委員長ととてもいい関係を保っている。私が大統領でなかったら我々は(今頃)戦争状態にいることだろう」とし、既存の主張を繰り返した。

“キム委員長重体説”を伝えた米国CNN報道の直後である去る21日に健康異常説についてトランプ大統領は「我々は知らない」とし「彼が元気でいることを望む」としていた立場が1週間の間に変わってしまったのである。

このようなことは、諜報衛星と偵察機などの先端資産を備えている米国が、キム委員長についてこの間様々な情報を収集してきて、その情報に対する分析を終えたのではないかとみられている。分析・結果そして問題がないという結論を下したということである。

一方、韓国政府は、キム委員長の健康状態について「現在北朝鮮内部に特異な動向はないことを確認した」と伝えた。キム・ヨンチョル韓国統一部長官はこの日「特に動向がないと自信をもって話すことができるほど、(我が政府が)情報の力量をもっている」と語った。

ただ“動向がない”ということが“キム委員長に何事もない”という意味ではない。北朝鮮内の急変事態の可能性は希薄だとしても、キム委員長がメディアを通じてその姿を現す前まではずっと水面下にいる理由などについては様々な見方が今後も出てくるものとみられている。

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