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今日(16日)朝鮮労働党機関紙によると、北朝鮮内の党と政府の幹部たちは、故キム・イルソン(金日成)主席の生誕日である“太陽節”を迎え、錦繍山記念宮殿で参拝をした。
しかし、そこに金委員長の姿は見られなかった。太陽節“は北朝鮮では最大の名節として知られている記念日である。このため北朝鮮は毎年、太陽節の前後に閲兵式と群衆大会などの記念行事を盛大に開催してきた。
太陽節が重要な名節であることから金委員長も執権時の2012年から昨年まで、毎年幹部たちを引き連れて錦繍山記念宮殿で参拝をしてきた。
韓国統一部の当局者は「金委員長の参拝が報道されなかったが、もし金委員長が錦繍山記念宮殿を訪問していないのなら、それはとても異例的なことである」と伝えた。
このことは様々な要因によるものだとみられているが、新型コロナウイルス感染症への防疫状況が少なからず影響を与えたものだという見方がある。
北朝鮮では最近、新型コロナの流入に対する恐怖心を国内で引き上げている。日ごと悪化している経済難でも、国境封鎖を解くことなくコロナ事態が鎮まるまで、この措置をつづけるという意図があるものとみられる。
このような状況の中、北朝鮮は全般的に大規模な行事はせず、太陽節を静かな雰囲気で過ごそうとしていると分析されている。したがって金委員長の参拝の不参加もこのような脈絡の中でなされたのではないかと推測されている。
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