プラネット・ラボが今月14日に撮影した衛星画像(左上)で、赤い矢印で示した青瓦台模型の周囲に大きな円が描かれている(VOAホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
プラネット・ラボが今月14日に撮影した衛星画像(左上)で、赤い矢印で示した青瓦台模型の周囲に大きな円が描かれている(VOAホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は15日、民間企業の衛星画像を基に、北朝鮮が訓練場に設置した韓国青瓦台(大統領府)を模した建物の周囲に新たに円形の標的を描いたと報じた。 米プラネット・ラボが今月14日に撮影した衛星画像を見ると、平壌市寺洞区域の火力実験場にある青瓦台の模型を中心に、直径約220メートルの大きな円形の標的が表示されている。 青瓦台の模型は北朝鮮が2016年に設置したもので、実際の半分ほどのサイズ。同年12月に青瓦台攻撃訓練が行われ、北朝鮮メディアは模型が火に包まれる場面をこぞって報じていた。 その後、廃墟と化したまま放置されていた模型の周囲に新たに標的が描かれたことから、砲撃訓練が行われる可能性が取り沙汰されている。 米スタンフォード大国際安全保障協力センターの研究員は「(青瓦台の)建物が標的になるということに疑いの余地はない。おそらく(砲撃訓練が)近く行われるだろう」とVOAに語った。
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