2019年4月15日、金日成主席と故金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽宮殿を参拝する金正恩氏ら=(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
2019年4月15日、金日成主席と故金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽宮殿を参拝する金正恩氏ら=(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は14日、記者団に対し、北朝鮮の故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日である4月15日の「太陽節」の記念行事が新型コロナウイルスの影響で大幅に縮小されるとの見通しを示した。

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 同当局者は「北は国家的な非常防疫体系を維持することにしたため、その延長線上で大規模な行事を自粛しているといえる」と説明した。

 別の政府当局者は「中央報告大会も開かれない可能性が高い」との見通しを示した。

 北朝鮮は11日、党政治局会議を開き、「国家非常防疫対策を引き続き強化する」との方針を確認しており、太陽節の関連行事の規模を最大限縮小するとみられる。

 同当局者は今年の太陽節に合わせて進めてきた金正恩(キム・ジョンウン)体制の目玉事業の一つ、元山葛麻海岸観光地区の完成式も予定通り開かれることは困難との見通しを示した。


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