プレステ3の国内販売、6月開始の見通し強まる

ソニー・コンピュータエンタテインメントの家庭用ビデオゲーム機、プレイステーション3（PS3）の発売が来月中にも始まる見通しだ。関連業界によると、ソニー・コンピュータエンタテインメント・コリア（SCEK）が、6月に予定されているPS3の国内販売と関連し、具体的な日程を決定するよう本社側に要請した。合わせて販売モデルと価格帯など細部についても本社側との調整が続いているという。SCEKは本社の決定が下り次第、本格的に国内でのマーケティング活動を始める考えだ。
　業界では、最近のソニーの販売戦略や市場動向などを考慮すると、韓国市場に投入されるモデルは無線LANアダプターと60ギガバイトのハードディスクを搭載した高級モデル1種類で、価格は50万ウォン台後半から60万ウォン台前半程度になるとみている。

　SCEKはすでにネットセキュア・テクノロジーと総販契約を結ぶなど、国内販売開始に向けた具体的な動きも見せている。ネットセキュアは大型スーパーや量販店を除き竜山電子商店街とテクノマートなどゲーム専門商店街を中心に、SCEKの販売活動と重ならない範囲でPS3と周辺機器を独占販売する代理店契約を結んでいる。SCEKはまた、今月初めからソニー・コリアを通じ、デジタルテレビ購入者にPS3を贈呈するイベントなどマーケティング活動に着手している。

　同社関係者は、「4月を目標にしていたが、本社の事情により延期している。まだ本社の決定は下りていないため日程については話せない」としながらも、6月中の販売を強く望んでおり、そうなる可能性があると話している。


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