ハンファグループの金升淵(キム・スンヨン)会長が、息子にけがを負わせた人物への報復暴力事件と関連し、「今が最も苦難のとき」としながら、悔いる気持ちを明らかにした。先ごろ崔尚淳(チェ・サンスン)副会長と会った席で現在の心境を語ったもので、張一炯(チャン・イルヒョン)広報チーム長が6日に伝えた。金会長の肉声での発言は、警察の調査が始まって以来初めてとなる。
 金会長は、「非常に感情が高ぶり、息子に謝罪を受けるように言ったが、事がうまく運ばずこうした事件に発展した」と悔恨の意を示したという。29歳でグループ会長に就任して以来、今が最も困難なときだとしながらも、これまでもあらゆる困難を克服してきたとし、役員や社員に業務に最善を尽くすよう呼びかけた。

 事件を担当するソウル警察庁は、金会長に対する事前拘束令状の請求に向け、大詰め捜査に入っているとされる。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0