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新型コロナ被害の大邱などを「特別災害地域」に指定 韓国政府
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国政府は15日、集団感染が起きた南東部の大邱市と慶尚北道を「特別災難(災害)地域」に指定した。感染症の発生による特別災難地域への指定は初めて。 青瓦台(大統領府)はこの日、中央災難(災害)安全対策本部の本部長を務める丁世均(チョン・セギュン)首相の建議および中央安全管理委員会の審議を経て、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が特別災難地域への指定を裁可したと伝えた。 特別災難地域は災難安全法に基づき、自然・社会的な災害を受けた地域で自治体の能力だけでは収束させるのが難しく、国の支援の必要性が認められる場合に指定される。 被害状況を調べ、復旧費用の50%を国費から支援する。住民の生計や住宅安定費用、死者・けが人への救護金なども支援されるほか、税金や健康保険料、年金保険料、通信費、電気料金などの減免措置も取られる。