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金正恩氏 火力打撃訓練を指導=9日発射の飛翔体
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は10日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が9日に朝鮮人民軍の前線長距離砲兵区分隊の火力打撃訓練を指導したと報じた。北朝鮮は同日に飛翔(ひしょう)体を発射しており、これを指すとみられる。 訓練は2日以来、1週間ぶり。今回は前線長距離砲兵部隊の軍事的対応打撃能力を点検するために行われたという。 朝鮮中央通信によると、金委員長は朝鮮人民軍の朴正川(パク・ジョンチョン)総参謀長と共に訓練を指導し、「大きな満足」を示した。 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は9日午前7時36分ごろ、咸鏡南道宣徳付近から北東方向の東海に向けて数種類の短距離飛翔体を発射した。 このうち、3発は最長200キロを飛行しており、韓国軍は「超大型放射砲(ロケット砲)」とみて分析を進めている。 北朝鮮は今月2日にもロケット砲を発射している。