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金委員長妹の与正氏「火力訓練、自衛のため」 韓国を非難
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹の金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長は3日に発表した談話で、金委員長が視察した火力打撃訓練について「自衛のための行動」としながら同訓練に懸念を示した韓国を非難した。北朝鮮は前日に2発の飛翔(ひしょう)体を発射しており、訓練はこれを指す。北朝鮮が金与正氏名義の談話を出すのは初めて。朝鮮中央通信が報じた。 金与正氏は談話で同訓練について、「国の防衛のために存在する軍にあって訓練は主業であり、(訓練は)防衛的行動」と主張。訓練に懸念を示し、やめるよう促した韓国青瓦台(大統領府)を非難した。 ただ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が自ら訓練について言及しなかったことについては「幸いだった」とした。 韓国と米国が延期を決めた3月の合同軍事演習についても、「南朝鮮(韓国)を揺るがす新型コロナウイルスが延期させたのであって、平和や和解、協力ということに興味がない青瓦台が決めたことでないことは皆が知っている」とこき下ろした。