慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」(資料写真)=(聯合ニュース)
慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の韓国人慰安婦被害者1人が2日、韓国南東部、大邱市内の自宅で息を引き取った。慰安婦被害者を支援する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」が3日、明らかにした。

 女性は1928年、浦項生まれ。10代後半で中国に連れて行かれ、慰安婦として苦しみを味わった。日本による植民地支配からの解放後も中国で暮らし、2000年代になってようやく韓国国籍を回復し、帰国した。

 葬儀などは遺族の意向により非公開で執り行われる。

 韓国政府が認定した慰安婦被害者240人のうち、存命者は18人に減った。慰安婦被害者の死去は今年2人目。


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